10/25/2012

Verona of examination week.



ちゃお.


昨日は帰ったのが遅くて書けなかった.

友達が来たことによりいろんな情報を得ることができて,
昨日はヴェネチアではなく別の場所へ行ってきました.

今日から始まるカルロ・スカルパ建築巡り.


- - - - -


友達は夕方飛行機で帰国するので,

朝早くから起きて遠出することに.

前日いろいろ調べてみたら
いままで考えてた電車の時間とかが違っていることに気付いて,
メッセージ送りまくってたんだけど連絡とれず.笑


不安だなーと思いつつも一昨日に待ち合わせ時間だけは決めておいたので
駅へ向かう.

ほんとは待ち合わせ時間を変えたかったんだけどね.



ほんとヴェネチアは迷路で,方角だけを意識して歩いてると
いつの間にか反対側へ進んでる.

これほんと.

いつもびっくりする.


案の定駅まで歩いてしまおうとしていたんだけど,
今回は90°違う方向へ進んでたみたいで,
むしろ遠くなってしまった.

諦めてパボレットに乗って行くことにしたんだけど
パボレットって結構遅いから駅まで40分.

ホステルから1時間以上かけて駅まで行ったよー.
歩いても30分程度なのに.(たぶん)



不安だったけど友達ももうすでに待ってて無事合流できました.
この時点で少し疲労感笑



最初の目的地はカルロ・スカルパ設計のブリオンベガ.

墓地.

カルロ・スカルパはイタリアの建築家で,いわゆる巨匠と呼ばれる有名な建築家.
イタリア人はほとんど知ってるんじゃないかな.

リノベーションが多い中で(たぶん)新築のこの墓地を見れたのはよかったかも.


電車で1時間ちょっと.
行き方はこのblogが参考になりました.↓


けど電車とバスの時刻表はたぶん変わっているから注意.
このサイトで電車の時間は検索できます.↓


Castelfranco Veneto駅が目的地.



駅に着いてバス停まで徒歩で20分,しかもいつバスが来るかわからない.
という状況に対して悩む.うーむ.

そして一応タクシーの運転手のひとにいくらで行けるか聞いてみる.
「€30だよ.」と言われて少し高いけど
まあいいか,時間余ったら昼ご飯のんびり食べよう.ってことで
タクシーに乗り込む.


このタクシーのおっちゃんが面白すぎた.
まず英語話せないから何言ってるかわかんない.
けど恐らく帰りはどうすんだ?→バスで帰るよ.って流れで,
ひたすらどうやってバスのチケットを買うのか,どっち向きに乗るのか
とかをジェスチャーとイタリア語とほんの少しの英語で説明してくれた.
あとたぶん観光案内もしてくれてた.
英語喋れないのに笑


当然オレらは全く何言ってるのかわかんない.笑

もはや面白すぎて爆笑.


ブリオンベガに着いてふたりの写真を撮ってって頼んだんだけど,
シャッター押した瞬間に下げるからぶれる.笑

動かしちゃだめ!Don’t move!ってずっと言ってるのに
何回も動かす.笑

終始爆笑.



最後まで優しい面白いおじさんでした.笑


- - - - -


さて話をブリオンベガに.

写真ぺいっ.






これが初めて見るスカルパの建築だったんだけど,

「ディテールがすごい.」というのはこういうことだったのかと
身を以て実感.
なぜこんな細かいところまで設計できるのか.
DCADなんて使われてない時代だろうに.. とすごいびっくり.





じっくり見て,帰ることにしたんだけど,
結局タクシーで来ちゃったからバスについてなにもわからない.
どっち向きかすらも謎.

というわけで近くのBARに行って聞いてみた.
ここのおばちゃんもものすごい優しかった.
バスっていつ来るの?って聞いたら時間を教えてくれたし(1時間後..
歩ける?って聞いたら12kmもあるよ!って.
じゃあタクシーは?って聞いたらタクシー呼んでくれた.


せっかくなのでジュースを頼んで飲みながらタクシーを待っていたら
また陽気なおっちゃんキタ笑

なんか超テンション高くて,英語話せないのにオレに助手席に乗りなよ!って.
後で知ったんだけど,後部座席にただおっちゃんの荷物が置いてあっただけ笑

そしてさっきのblogにあったおすすめレストランまで連れて行ってもらうことに.


終始陽気なおっちゃんで面白かった.

レストランも安くておいしくて最高でした.

飲み物はいろいろ聞いて,なんなら作るよって言ってくれたので,
フルーツミックスを作ってもらうことに.

デザートまで堪能してきました.
ブリオンベガに行くときはぜひ.ちょっと駅からは離れてるけど.
10分前後かな?

(イタリアに来てからアイスクリームやらピザやらパスタやら食べ過ぎててやばい.)


駅へ戻ってびっくり!

タクシーの運転手ふたりとも駅前にいるという笑
しかもまたふたりともテンション高い笑
握手してじゃあねってお別れしました.

不思議な縁だったなー.


- - - - -

なんかもう1日分くらい書いた気がするんだけど,まだ時間は2時.

友達とバイバイしてこれから自分はヴェローナへ向かいます.

カルロ・スカルパその2.
カステル・ヴェッキオが目的地.


ヴェローナへは電車で1時間半.
(高いやつに乗ったから.安いやつに乗ったら2,3時間かな?€22くらいだった.)

すこし飛ばして写真どーん.





この鉄格子?銅格子?の扉や窓はスカルパデザインのよう.
これを見つける度にあっスカルパってなる.



この立体交差感がたまらない.
スカルパの空間構成力を尊敬した.




  
カステル=キャッスル=城.

つまり城を美術館にリノベーションしたものです.

ドア,窓,手摺,階段,いちいちかっこいい!

城ってただでさえ面白い空間がつくられているのに,
それを更にリノベーションなんてしてしまっているから,
もはや最高に興味深い建築でした. 


いままで古い建築にあんまり興味なかったのだけど,
たぶんそれはいつも建築単体だけじゃなくて,それがどういうプロセスで作られてるか,
背景と目的のような,
言うなればどうプロデュースされてるかみたいなところに
いつも自分が焦点を当てて見てしまうから,
でもこの建築は文句なしに形態としてのかっこよさがやばい.

ブリオンベガよりも数段好きだなと思った建築.
新築よりリノベーションの方が面白い建築が多いかも.
(まずこのへんには新築された建築がほとんどない.)



カステル・ヴェッキオを堪能して,次は鐘楼を目指す.
町並みを見るべく高いところへ.

と,そのまえにアリーナへ.

ローマにあるコロッセオのようなものなんだけど,
コロッセオより完全な形のまま残っています.






この巨大なスタジアムのような空間は圧巻.
思った以上の迫力で満足でした.



そして鐘楼.

もはや階段を登る体力はないので笑,
エレベーターで上まで.




ヴェローナはヴェネチアとはひと味変わって少し新しい感じがするけど,
やっぱりイタリアらしい,
なんと言っていいかわからないけど,不思議な街.
きっと違いを生んでるのは,車が走っているということかな.笑
当たり前だけど車が走ると道が広くなる.
その密度感の違いが印象を変えるんだと思う.

昔行ったフィレンツェに近いような.




あとは一応有名らしい広場へ行って,
友達のガイドブックから仕入れたレストランへ行って,
ひとつすごくオシャレな文房具屋さんに出会ってからヴェネチアへ帰ってきました.

文房具屋さんはこれ↓



イタリアでは有名らしい.
紙製品のブランドだって店員さんに教えてもらった.
オンラインで買えるらしいよ.
ちょっと高いけどオススメです.
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イタリアの古地図のしおりとか,ポストカードとか,
あと細っそい色鉛筆とか買ってしまった.


 - - - - -


とこんな感じでイタリア4日目が終わりました.
ついに明日はイタリア最終日!
(これを書いてるときはすでに終わっているんだけど笑)


のんびりするぞーと言いたいところだけど,
基本的に情報を仕入れてこなかったせいで,
まだヴェネチアのメインスポットに行ってない.笑

という訳で明日は少しだけクイックに行動したいところです.


では.ちゃおっ.



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