ラベル 留学 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 留学 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

4/18/2013

Portfolio 2012.



もいっ.


- - - - -

うーーーblogの記事書き終わったーと思ったところで消してしまった(´・ω・`)
激萎え..

さっき書いたのより大分大雑把になると思うけどお許しください.笑

- - - - -


とりあえず前々から公開しますって言ってたフォリオを,
やっとうpしたので公開します.




参考にしてみてください.では.

と終えたいくらいの萎えっぷり.笑

でももう少しくらいは書きます.笑


留学の出願に使ったフォリオと基本は同じで,
それにフィンランドでやったHousing Design課題と,
大東建託のコンペを追加した感じ.

レイアウトとかはほぼ一緒です.



サイズに関して.

サイズは420mm*260mmという少し変則的なものにしました.

個人的にA3とかA2とかいうあのA規格のサイズがあまりすきじゃなくて,
あのボテッとしたサイズが人の焦点をぼかしてしまうと思うのです.

で少し細くしようと思って,A3の横幅を残して,縦を少し短くすることで,
一応黄金比に近いサイズに.

それを横に長くなるように2枚並べたページレイアウトにすると,
見るひとは素直に左から右へと視線を送ればいいし,
レイアウトもしやすくなるなーと.


ちなみにA3がベースなのは,
留学用のフォリオは基本最大A3であることが多い,
A2サイズフォリオの機動力の悪さがすきじゃないという理由です.

一眼レフじゃなくてマイクロ一眼にしたのもしかり,
重いものを持って歩くのが嫌いなのです...


あとあと就活で使ったのもこのフォリオ.

就活してるひとからしたら「これでもいいんだ」という感じかもしれないけど
まあなんとかなりました.

このフォリオで嫌われた企業もある気もするけど..

基本A2のフォリオと同じサイズで絵とか載せれてるし.
図面は少し小さくなっちゃうけど,
1ページ1コンテンツというわかりやすさがすきです.
説明もしやすいよね.



ほんとは印刷して製本するために作ったのであまりwebでは公開したくない
というのが本心だけどまあ参考にしてみてくださいな.


製本したフォリオはひいき目なしで5割増しだと思う..
見せれないのが残念です.笑

紙質とか製本の仕方とかすごいがんばって考えたんだー.


厚紙で作ったバインダーに布を貼った.

去年作ったときは紙を貼ったんだけど,
やっぱり紙って伸縮性ないし,すぐ破れたり折れたりしちゃって..

今年はどうしようかなーと悩んでて,
知り合いにたまたま相談してみたら,

「カルトラージュ」

という紙の箱に布を貼る方法を教えてもらえて,
その方法を応用して作りました.

その先輩にはすごく感謝してます...
被服を勉強してるひとってすごい.


表紙には糸でタイトルを刺繍したり.
バインダー作るよりこっちのが大変だったよ...



紙はマーメイド.
たくさんマーメイドにも色があるけど,
オフホワイト?かな.
白よりも白いやつ.

20種類くらい試し印刷してみて,結局マーメイドがコスト的にも
両面印刷もできるし無難だった.



とまあこんな感じです.

これからは1年毎に
マイイヤーブックのような感じで
1冊ずつフォリオをつくっていくつもり.

何年分も編集しようとするから大変なんだよね.

過去の作品は過去のままで,

毎年新しい作品集を作って製本していきたいなー.


今日はもう萎えたので北欧旅行に関しては今度こそ明日から...笑


もいもいっ.













1/20/2013

ARAday




もいっ.

すっかり風邪を引いてしまいました.
もうかれこれ3日間ずっと寝て起きてを繰り返していて飽きてしまったので
まだ熱はあるんだけど
作業してみたりしてます.

就活してみようと思ってその作品シートを作ったり.



今週の15日にhousing designコンペのイベントに参加してきました.
授賞式とプレゼンテーション.

どんな服着ていったらいい?って聞いたらスーツがいいと思うよ.

って言われたのに受賞者の中でスーツを着てたのは自分だけ.

まあいいけど..

この日のために新しいシャツとネクタイ買って,日本から持ってきたんだぞ..笑



プレゼンテーションは原稿を暗記してなくて,
印刷もしてなくて,
iPadに入れて読もうとしてたんだけど,
クリックして,iPadのページめくって,喋って...

って忙しすぎオワタ笑

って感じでした.

あわあわしながら,喋っていつの間にか終わった感じ.

最初にフィン語で自己紹介して,最後に就職先探してますっていうスライドを

猫の落書きと一緒に見せたらみんな笑ってくれた.


受賞者プレゼンの中ではいちばん笑いを穫ったので,よしとしよう..笑


なんかアットホームなプレゼンが思い浮かぶような文章↑だけど,
プレゼンをしたSibelius hallというのはとても立派なコンサートホールで,
たぶんフィンランドで一番,世界でtop10に入るコンサートホールなんだとか.
恐れ多い...

観客も500人くらいいて,さすがに少し緊張した.


そういえばHPにも結果がアップされました.↓


あとFacebookにあるARA-Homeのページにいろいろと写真がアップされてます.
恥ずかしいからリンクはやっぱ載せない.


HPに載ったのは結局パース何枚かだけだったので,
プレボはここに載せようかな..

画像サイズ小さくしないと載せれないから細かいところはたぶん見れないけど.








と,こんな感じでA1,5枚というヘビーなコンペだった訳です.

3位をもらうことはできたんだけど,それより上にいけなかった敗因は
都市計画的視点が欠けてたこと.

審査員の半分が都市計画家だったことをすっかり忘れてて
提出してから思い出したんだよね..

要項にもきっとそんなことが書いてあっただろうし,
都市計画的視点もちゃんと持ってたのに書き忘れたなんて不覚...

ただ他の入賞案はほとんど住宅レベルの提案はしてなくて,
街区とかそういうレベルで提案してたから,
仮にこの提案に都市的視点を加えても上にはいけなかったのかな.

リノベーション,低層を選んだ時点でダークホース的位置狙いだったから
ある意味3位という結果は上出来だったようにも思います.


パーティーでなんでオレのが3位だったのか,良い意味でも悪い意味でも,
聞いてたら,むしろ都市計画に関することをなにも示唆していないのに,
3位になったことがすごい.と.

それだけパワフルで新しい提案だったんだよ.喜んで!って.

審査中も割と早い段階で,
自分の提案に何かしらの賞をくれることは決まってたらしくて,
いかにヨーロッパで目立つか考えて作ったプレゼンは成功したようです.



それにしても3枚目のダイアグラムがださい..

ほんとは描き直したかったんだけど,さすがに気力が残ってなかった.


作品の詳細な説明をしたいのだけれど,日本語に訳すのもとても大変なので..
プレボにも載せているテキストをそのまま転載します.

気が向いたら英語の勉強のつもりで読んでみてください.笑

5つのメインコンセプトに名前をそれぞれつけて,
プレボ1枚1枚と対応させてプレゼンをしました.



"Architectural Village"

37 years from now, life may change dramatically. Climate may change rapidly. Nobody can predict what may happen in the years ahead. However, Architecture will remain relevant to the humankind. In the year 2049, Industrial place can eventually be eliminated; numerous old factories can be emptied and can be knocked down as same as in some other industrial areas.

Architecture is too complex to think about, however, we should be aware that it must be accessible to its residents and must be more open to the city and environment. This idea can be the new type of architecture in the year 2049.  It consists of five main concepts such as:

“The meaning of Living Together in 2049”

In 2049, many countries can eventually be involved in an aging society. The number of elderly people may rise and family type can possibly change. The average number of family can become even smaller while single and elderly couple can become dominant. Now, it’s time to give importance to the meaning of living together. Currently, many people dwell together in tall buildings because they find it more manageable. People of today are becoming more mobile so they tend to stay in one place temporarily. Even if this is the case, it is significant to let them experience the sense of belongingness wherever they go.  The solution is “sharing”. This is the key for a community to be able to live together effectively.

 “Architecture in Architecture – Renovation of Renovation -”

I seek to mend the theory of renovation itself. In 2049, obsolete factories may become a context in the society. For the purpose of this, I’ve chosen the meat process factory as my building site. The form of the architecture can be changed depending on the environment where it is situated. Roof is not only used to get rid of rain and snow but an element which leads to the formation of space where people meet.
Nowadays, Insulating buildings are thought to be the best way to get an ambient environment within a building. However, making walls more open can be essential too. Many elements can be improved and designed through various ways.


“Overflowing of Activity – between public and private -”

Inner-Common, which is the space between the exterior of the factory and the private space, serves to be the buffer area, the passage and the common space. The outer wall controls the environment of Inner-Common. Private spaces are minimized and the other functions are intended to overflow into the Inner-Common. This idea will promote an interaction among the people.
Residents look for their own space and use it freely. Some public areas are put inside the volume and are open with doors and windows depending on the purpose. By this, larger space will then be created.


“Clothing Architecture – Sustainably Flexible by Residents -”

Architecture is same as clothes. It can be controlled by its users. Depending on the season, architecture changes as people change their clothes.  It can be open or close depending on the day. As what most of the theories propose, insulation is the best way to achieve a good environment within a building. However, this proposed architecture has another story to tell. In this project, the mechanism used is simple- open it in summer then close it in winter. This idea is to follow the natural way of people's adaptation to their environment. Furthermore, people are given the freedom to be more dynamic in terms of rebuilding and redesigning their surroundings  in accord to their needs.


 “Architectural Village”

This proposal can be the new type of community and living style in the future. It’s neither a city nor a town but an interactive village where people have good relationship with each other. 



長いね..


It’s neither a city nor a town but an interactive village where people have good relationship with each other. 

都市でも街でもない.
住民が互いに良い関係を持てるインタラクティブな村のような集合住宅.

この文章が結構お気に入り.


授賞式でアアルト大の友達もできたし,
みんなにほんとおじさんおばさんとかにもおめでとうって言ってもらって,
人生で一番褒められた1日だった気がする.

プレゼンも含め,ほんとに貴重な1日でした.

よくわかんないけど,名刺もらったおじさんに,
今度どっかの大学とかでプレゼンをしてって言われたりもした.
次の日にメール送ったけど返信はない.笑


でもこの作品でJapanese Junction展にも出展させてもらう予定だし,
この作品が今後の活動に大きな影響を与えてくれるのは間違いない.


そういえば話は少し変わるけど,このblogのアクセス数が1万件を超えてました.
ちょっと嬉しい.
最近blogランキングサイトとかにも載せるのめんどくさくなっちゃって,
めっきりアクセス数は減っているけれど..


さーて,いまだに熱が下がらないので... 寝ます.

おやすみなさい.



- - - - -


追記:

ARA2049 FB page

上記のFacebook内にあるARAのページで1位から3位までの
プレゼンテーションシートをpdfでダウンロードできます.

結構なハイクオリティのデータをダウンロードできて「おい笑」と思いつつも
みんなに見てもらえるのはいいことだと思うのでぜひ見てください.

1位2位のデータを見るのはとても勉強になるはず.

ではでは.







10/09/2012

Barbershop / beauty salon.



もいっ.

もうぼさぼさヘアーに我慢しきれなくなって,遂に行ってしまいました.



美容院.



ほんとは床屋さんなんだけど,なんとなく床屋とは言いたくない笑

日本では美容院にも男のひとが行ったりするけれど,こっちでは明確に分かれているみたいです.

といっても日本人男子が美容院に行くようになったのはここ10年とかくらいな気もするけど.



床屋さんの名前は「roomM」.

要するにドMが行くお店ということです.←

写真撮り忘れた..


基本的に見切り発車しがちな自分は事前に勉強とか全然できなかった.

ちょっとネットで写真を見て,10分くらいでこれでいいやって決めて,iPadで一応スクリーンショット撮って,いつもサイドと後ろは刈り上げてるから刈り上げをなんて言うのかだけ調べた.

ちなみにtrimというらしい.たぶん動詞.



行ったときは誰もお客さんはいなくて,入ったら店員さんたちはソファに座って雑談してた笑

オレに挨拶して,音楽のスイッチ入れて笑,自分の髪をカットしてくれるらしいお姉さんが握手しながら自己紹介してくれた.


ちょっと新鮮でした.お姉さんの名前はサラ.



どのくらい髪切る?って言われたからiPadを見せてこんな感じ,いつも横と後ろは刈り上げて,上から髪を被せるんだと説明した.

そしてシャンプーして,なんか少しマッサージしてくれて,髪を切り始めてくれました.

シャンプーのとき顔に布?紙?を被せるのは日本だけなのかな.



シャンプーがスースーしてちょっと嫌だった笑

スースーする系のやつあんまり好きじゃないんだよなー.





お姉さんは迷いなくガンガン切ってってくれました.

基本的にはそんなにいつも細かく注文しないし,いままでは結構長かったんだけど,一度短くしてから短くすることにも抵抗はなくなったので,なるようになるかなーとのんびりと切ってもらってた.


ちゃんとサイドとバックも刈り上げてくれたし,なかなか満足のクオリティ.


最後の方でサイドをスパッと切られたのは余計だったけど.
(前下がり気味がすきなのだけどそれで前下がり感が消えてしまった(´・ω・`)



-

いま明日のhousing design中間発表に向けてパワポ作ってる.

データが重すぎて保存に時間かかりすぎ.

-



というわけで最後にワックスも付けてくれたし,またスースーしてたけど笑,なかなか満足の初美容院@フィンランドでした.


噂では特にフィンランド人は髪細いし,失敗するって聞いてたけど.


最悪のパターンだと,お前の固い髪のせいでハサミがダメになったぞってキレられるとか.笑



切るの難しかった?って聞いたら,んーちょっと違うけどそんなにだよって.

髪乾かした後に,くしが自分の固い髪にひっかかってなかなか通らなかったときはちょっと申し訳なかったけど.

最後にもう少し量減らす?って言われたけどすでにそれなりに短くなってたので,怖かったからやめました.

12月には日本帰るしあと2ヶ月くらいなら全然このままいける気がする(^q^)




写真撮ってみたけど,切る前の写真ないし意味ないからとりあえず..笑




明日の中間発表楽しみだなーみんなはどんな設計をするのだろうか.

また報告しますっ.



もいっ!








よかったらぜひ今日もぽちっと応援お願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 北欧情報へ








10/08/2012

Living cost in Sep 2012.




もいっかもい.笑


ネタがなくてなかなか更新できないという状況に陥ってますが笑,ふと生活費をさらすという宣言をしていたのを思い出した.


8月中旬からiPadで家計簿を付け始めて(日本ではちゃんと手で書いてたんだけど,iPadは簡単に書けるから便利..)やっと9月分が丸々と判明した.




ほんとはイギリスにいたときから付けておくべきだったなー.

ほんと人生でいちばんってくらいお金が飛んでいった気がする.

交通費めっちゃ高いし,調味料とか1ヶ月のために買ったりしてたし.

外食も結構してたから.




でもフィンランドは外食が高くてみんな外食したがらないので,

逆に留学生にとっても優しい国かもね.笑




というわけで生活費↓どーん


食費:€240
雑貨:€200
衣服:€120
交通費:€70
書籍:€70
旅行:€760
その他:€55

合計:€1,515




高いって思うけど,旅行に€760もかかってるのでこれは引きたい.

だって正月の日本に帰る航空券とかだし..

そりゃ高いわ(´・ω・`)




というわけで改めてちゃんと計算してみる.



€1,515 - €760 + €130(家賃)= €885



てか家賃,光熱費,携帯,交通費込みで€885って安すぎないか!?ってびっくりした.


しかも食費€240って!

確かに大学は昼食€2.60だし,コーヒーは建築学部のコーヒー共有?みたいなのに最初に€11払ったから飲み放題だし,あんまりかからないんだね.


びっくり.


個人的には今月は自転車買ったり,まだまだ調味料揃えたりしてたので特殊な出費が多かったような気がする.

ほんとはもっと安いんだろうなー.




誰も知りたくないわって思うかもしれないけど,自分に対する戒めでもあるので毎月生活費さらしてみようかな.

日本にいたときは普通に家賃42,000円+光熱費だったし,携帯は1万円かかっちゃう月もあったし,インターネットも別だったし,食費もガンガンかかってたし,いまは全然お金かかってないなーと思う.(あと授業料もだ!)


バイトとかしてなくて,徐々に口座の残高が減っていくのは結構な恐怖だけど.

あとパソコン壊して,iPad買って,飛行機ミスってなんてしてたら先月1回カードの限度額を超えた.怖い.



昔は自分もお金がないから留学なんてできないなーと思っていたものだけど,

実はお金なくても留学はできるんです.


むしろ留学することが節約になってるなんて不思議でしょ.




今月はドイツ,イタリア行くし,確実にお金かかってしまうけれど.





実は今週が1学期(大学は一応4期に別れてる.大体の授業は1-2, 3-4と2学期分にかかってるんだけれど.)最後の週で,いくつかは終わったり,いくつかは中間発表があったりして少し忙しいかも.

土日だけど大学に行って設計の中間発表用のプレゼン作ってた.

設計の過程も書こうと思ってたんだけどどうしようかなー.

悩み中.

リクエストがあったら書くかも?




書きたいのに最近は学校と家を往復してるだけだったりでネタがない.

書いてほしいことリクエストいつでもお待ちしてます.



フィンランドの秋は毎日,雨.

晴れてても必ず夕方になると雨降ってくる.

もはや雨の中を歩く方が嫌いだから自転車でさーっと走り抜けるけど.

(正確には靴がびしょびしょになるのがほんと嫌い..)





では.もいもい.




よかったらぜひ今日もぽちっと応援お願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 北欧情報へ




9/30/2012

Excursion to Lappeenranta/Imatra.



もいっ.


少し日にちが空いてしまった.

木曜日から土曜日までUrban DesignのExcursion(いつも訳に困るけど,一応遠足笑)に行ってきました.

プロジェクトの対象エリアの調査旅行ですね.



というわけでUrban Designの概要を少し.




課題の対象エリアはロシアとフィンランドの国境付近のいくつかの街.

個人ではなくグループワークで,グループ毎に対象の街なりエリアなりスケールを決める.




ちなみにうちのチームはフィン人の女の子4人と,ポルトガルから来た男の子1人に自分の6人.

自己紹介のときにフィン語で自己紹介してみたら誘ってくれた.




最初はちょっとうきうきしたけど,

男子2人かつ海外組ということで,フィン人4人がガンガン発言するのに対して,自分たちはよく背景がわかってないからタジタジ.笑


徐々に背景がわかってきたところでもっと自分たちもガツガツ意見を言っていきたいところ.




結構このエリアの歴史が面白くて,フィンランドとロシアは歴史上いろいろと対立してたりしていたので,昔はフィンランドだった地域がいまはロシアだったりする.

いまでもその土地を取り返せって言ってるフィン人のひともいるみたい.

大半はもう気にしてないみたいだけど.




ロシアはヨーロッパでもユーロ加入国でもないので,入国するためにはVISAが必要.

というわけで,フィンランドにはヨーロッパでは珍しい比較的厳格な国境というものが存在するのです.


国境も見に行ったけど,大きな関門があってVISAのチェックをしてた.

隣国のフィン人でもVISAを取るのに確か€80くらい必要.(日本人も一緒.)

でもフィン人いわくロシア人はもっと簡単に来れるんじゃない?って.




このエリアの大きな特徴は(お金持ちの)ロシア人が買い物をしにくることで近年急速に発達してきているということ.

ロシアは中級階層以上の人口が増加傾向にあって,豊かな国なんだとか.

資源も豊富だし,この間莫大な量のダイアモンドが発掘されたってニュースも見た.


もっとロシアなのかな?と思ったけど,それほどではなくて,でも看板とかは結構ロシア語で書かれてたりしました.




フィンランドは歴史的にはいろいろと複雑な国で,かつスウェーデンとロシアどちらとも仲良くしないといけなくて... みたいな感じ.


陸上に国境が存在しない日本にとってはなかなか新鮮な感覚.






友達に言われて面白かったのは「人間はいつも隣人と問題を抱えている.」というセリフ.



確かに.笑

って感じ.



意外とみんなシリアスにならずに最近の中国のこととかを素直に聞いてきたりするのは,そういうことが頻繁に起きうるからなんだろうなーと思いました.



ヨーロッパとか国境だらけだしね.



さて少し写真を貼ります.



観光,ショッピングで栄えていると言ってもやはり日本人からするととても小さな街.

みんなは東京とヘルシンキを比較したりするけど,

東京にはすでに"フィンランド"の4倍の人口が住んでる.

ヘルシンキとかも渋谷とかより小さいくらいの感覚なんだろうなー.



同時にこういった大きな工業地帯も.



ハイウェイ付近にショッピングの中心が移転してしまって,

生きた街と死んだ街が混在してる.



フィンランドは基本的にお金があまりないので

(もちろん豊かだし,経済水準は世界一だったりもするんだけど)

新しい建築があんまりかっこよくない印象.

こういう古い建物と新しい建物の対比をもっとかっこよく演出できるといいんだけど.



これはロシア側の国境付近の街の模型.

今回はVISA申請が大変だったのでいくのを諦めてしまった.

けど国境を超えるだけで風景が全然違うらしい.

国境ってほんと面白い.




急流.


落ち葉.

紅葉ってなんとなく日本のイメージだったけど,フィンランドもとても紅葉の奇麗な国.

秋も旅行にいいシーズンかも.

(雨ばっかりでちょっとげんなりするけど)



Vuoksenniska Church / Alvar Aalto / Imatra


残念ながら中には入れず.

アアルトの建築は中に入ってこそなイメージなだけに残念..





The maritime museum of Finland / Lahdelma & Mahlamäki / Kotka


1時間ちょっとしか入れなかったけど割と面白い展示だった.

フィンランドの船,輸出入の歴史など.

建築も割とかっこよかった.

お金かかってそうに見えるけど,意外と外装は安そうな印象.

コンペで勝ちそうな設計だなーと.


ただこんだけランドスケープ的に設計されてるのに周りにはなにもない.

もっとランドスケープも設計してシークエンスをコントロールしたり,

ランドスケープアートがあったりしたら面白いだろうなー.


先生はうちの学生がコラボできたらいいねって言っててそれいいなと思った.



アアルトの教会も,シーミュージアムも帰りがてらに寄った海沿いの街.

これはロシア人のためのコテージ街?かな.

少しずつフィンランドの歴史を紐解いていく感じがとても新鮮で,

歴史が苦手な自分も素直に学んでます.



最後にフィンランドの伝統的な住宅.

最近この窓がほんとオシャレだなーと思う.

それぞれの家がそれぞれ違う窓を付けてるのが新鮮なので,

こういう写真を撮ってる.

そしたら家の外観写真撮ってなかった.笑



フィン人の女の子と歩きながら,「どう?この街すき?」って言われたから

カラフルですごい素敵.すき.

って答えたんだけど.

その子は「これはカラフルじゃないよ.」って.笑

他の国はもっとカラフルだよ,フィンランドはお金がないからあんまりいろんな種類の塗料を買えなかったんだって.


伝統的な色はクリーム色とエンジ色の外装らしい.水色とかは少し高いとか.


なんとなく自由に色を選べるのかと思ってたけど,そういう制約から伝統って生まれるんだね.でもやっぱり自分にとってはカラフルだと思うし,パステルカラーの北欧住宅がすごくお気に入りです.



あーどんどん長くなっていくけどもうひとつだけ.


その話の流れで,日本は素材そのものをそのまま使うから,料理も同じように,建築に色を塗るって行為がすごい新鮮に感じる.って話をした.

そうしたらフィンランドもそういう建築が増えてる.


それは日本の影響なんだって.


あのアアルトも結構色を塗らない建築を設計しているらしいのだけど,それは日本に対する尊敬があったからだって教えてくれた.


いままで日本に閉じこもって建築を捉えていたんだけど,

一歩外に出た瞬間から世界が拡がりすぎて,

ずーっとふわふわしている感じ.



少しずつ自分がどこに足をつけたいのか考えていきたいと思います.





英語を勉強するために英語を勉強してたあの頃よりも,

建築を勉強するために英語を勉強してるいまの方がものすごい加速度で成長してる気がする.

ちゃんと言いたいことが言えるようになってきててなかなか楽しいです.



というわけでそろそろ終わりにしよう.





10月のテスト休み期間にドイツ/フランクフルトとイタリア/ヴェネチアにいくことにした.

飛行機の値段とかを考えながらこのコースにしたんだけど,

オクトーバーフェストもヴェネチアビエンナーレもいけるという奇跡.

割とのんびりした旅行なのでオススメの場所あったら教えてください.


では.

もい(・o・)ノ



追記:オクトーバーフェストはオクトーバーなのに10月7日に終わるんですね....

普通にショックだった...笑

また次の機会に行きたい.




よかったらぜひ今日もぽちっと応援お願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 北欧情報へ









9/22/2012

Supermarket.



もいっ.

今日はなんとなくカメラ持って外に出よーという気分だったので写真撮ってきました.

歩きながら何撮ろうかなーと考えててふと,スーパーだ!と.

というわけで今日はフィンランドのスーパーを紹介します.





これがうわさのDUO.
家から10分くらい学校のすぐ近くにある大きなショッピングモール.
中にはなぜかスーパーが3つ.
他にもいろいろなお店が入ってて,これがあるからタンペレ中心部に行く必要はほぼない.


スーパーの写真撮ることに決めたのはいいのだけど,

気分で今日は中望遠のポートレートレンズしか持ってなかったので,
写真が全部アップに..

スーパーの全体像は撮れなかった.



野菜やら果物がたくさん.



野菜は基本的に量り売り.
1kg毎に値段が付いてて,ほしい分だけをこの機械に載せて
バーコードを発券するという仕組み.
基本的には野菜は日本より安いと思う.

果物とかみかんとりんご,マンゴー,ブルーベリーくらいしか手を出せてないんだけど,
もっといろいろな果物に挑戦してみたいな.





サーモンと他の魚たち.
イギリスより全然新鮮らしくて生でも食べれる(きっと).
前に店員さんに聞いたら食べれるよって.

けど店員さんたちも生で食べることなんてないだろうからよくわかんないんだろうな.

サーモンもかなり安くて,この間サーモン&アボカド丼にして食べました.
丼に大盛りになるくらいで€1.5とかだった.



ハム.
ものすごい種類のハムが売ってる.
こっちのひとたちは加工食品が好きみたい.
元々寒い国だから?関係ある?



これはソーセージ.
フィン語でマッカラ.
こっちはソーセージが巨大.

BBQをするってなったら必ずこのソーセージを大量に買う.
サウナの後に食べるとすごくおいしい.




牛乳.マイト.
フィン人は牛乳も大好きらしくてものすごい種類の牛乳が.
1ℓじゃなくて1.5ℓパックも.

学校の食堂にもミルクがあって,みんな昼ご飯と一緒にミルク飲んでる.
(自分はムリ..)



同じくヨーグルトもたくさん.
乳製品が好きみたいです.



ビール.オルット.
これはフィンランドの有名なビール.
カルフはパッケージでわかるけど熊.



アルコール分が高いお酒はスーパーでは買えない.
夜9時以降はどこでもお酒買えない.

というルールが.
通りでスーパーでワインを見ない訳だ.
アルコール分の高いお酒はAlkoというお店へ.


レジの写真撮るの忘れちゃった.
というわけでスーパーはこんな感じ.

1つのジャンルに対してものがずらっと並んでて
日本のスーパーよりなんとなくオシャレかも.





ちなみにこれがATM.Otto.
手数料はタダ.
いつも使ってます.



あとフィンランドは缶,ペットボトルのリサイクルが盛ん.
缶が1つ€0.15,ペットボトルが€0.20かな.
リサイクルすると返還されます.
(現金ではなくスーパーで使えるチケットが発券される.)

パーティーの後にもらった空き缶を返金したら€9.00にもなった.
片付けしたひとが得する仕組みっていうのも素敵だね.

街中で飲んでるとおばちゃんおじちゃんが缶くれって群がってくるのは考えものだけど..



スーパーを後にして大学に向かってたらなぜかバイブルのパンフレットをもらった.

意外とよくこういうひとに遭遇するし,先週は家にも来た.

宗教は盛んなのかな.



とまあこんな感じ.

物価が高い高いと言われがちな北欧だけど,スーパーは基本的に安い.

先月はきっといろいろ調味料とか買い貯めたからすごいお金かかってたけど,今月は全然食費かかってないなー.

8月の途中からやばいなーと思って家計簿をつけ始めたので(iPadで)
1ヶ月毎くらいで生活費も紹介します.


収入がない状態で毎月毎月お金が口座から引かれていくこの感じはなかなかスリル満点.

どうにかコンペとって賞金もらえないかな.

春学期からは建築事務所でバイトしてみようかなーとも思ってる.



やっぱりもう散々コンペとかやってきたし,建築設計"課題"にリアルを感じなくなってきた.

実現を見据えて活動してみたいなー.あとお金もほしい.

お金の伴わない活動は自己満足で終わりそうで..



そういえばパソコンの修理代金振り込みましたってメールきた!

口座にはまだ入ってなかったみたいで少し不安だけど迅速ー.

全額払ってくれたみたいでほんとよかった.


AIUさまさまです.



ではまた.もろっ.



いつも読んでくれてありがとう.今日もぽちっと応援お願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 北欧情報へにほんブログ村 デザインブログ 建築デザインへ