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10/30/2013

LOMO.



こんばんは.

なんとなく筆が進まず,旅行のことが書けない.笑

今日はカメラについて.


あ,ブログには書いてないのか.

実はポルトガル,リスボンでカバン盗まれたのです.笑

笑いごとではないけど,もはや笑う.


- - - - -


リスボンに夜行バスで到着.朝6時.

あんまり寝れなくて,超絶眠かったから,とりあえずホテルへ.

でもでもホテルのスタッフさんが厳しくて追い出される.
(荷物だけ置かせてもらえたけど)


さてどうしよっかなと思って,カラトラバのオリエンテ駅を見に行くことに.
でもインターネットないしどうやって行くのかわかんない.
なんとなく記憶にあったのは海沿いの駅だということ.

それだけをヒントに笑,地図見て,海沿いの大きい鉄道駅を探してみたら

あった!と思って地下鉄で向かった訳です.



で着いた駅は,普通の駅.Santa.Apolonia駅.

着いてすぐ違ってたことはわかったけど,
やっぱりネットないとわかんないからと,朝食がてら駅構内のカフェへ.

エスプレッソとチョコクロワッサンをオーダーして,
壁際の席にカバンを「ぽいっ」て置いて,
WiFi使いながらiPhoneで情報収集.


カラトラバの駅はオリエンテ駅という名前だったことに気付いて,
「さて!行くか!」
と立ち上がって気付く.


「カバンがないーーーーー(°_°)」


カフェのスタッフにカバン見なかった?って聞いても
前に座ってたおばちゃんに見た?って聞いても

「知らない(´・ω・`)」


というわけでカバン盗まれてしまったのです.

どうやって盗まれたのかよくわかんない.神業すぎ!

気付かないとかどんだけ.と自分でも思います.笑


その足で鉄道警察に行き,車で観光客の対応してくれる警察署へ.

書類を発行してもらって,手続き関連全て終了.

観光するモチベーションもかなり終了.笑

空は快晴.午前11時.絶好の観光日和.


というわけでひとまずホテルへ.笑


なんだかなーーーー.


奇跡的にお金下ろそうと思ってたから
カード類はカバンに入ってなくて,
現金もゼロ.

カメラのデータも前日にパソコンに移したばっか.

運が良かったのか悪かったのか..

でもカメラもレンズも,スケッチブックも.... 失くしました.

スケッチブック....



- - - - -



とそんなこんなで,

ホテルに滞在させてもらえてたら,
駅間違えなければ,
あのカフェに入らなければ,
もっとカバンに注意してたら,

と言い出せばキリがないけれども,
カバンと共にカメラも失いました.

愛くるしいOYMPUS PENが...


旅行期間も残り10日程度で,
カメラ見に行ったけどやっぱポルトガルで買うと高い...

そのとき欲しかったカメラはOLYMPUSのOM-D.

OLYMPUSのホームページはここ:OLYMPUS OM-D EM-5


かっこいいよねこれ.
(ちなみにいまはEM-1という新シリーズも登場してるらしい.高いけど.)



日本で買うより4万円くらい高いカメラを前にさすがに買う気にはなれず..
まず就職してから買おうと思ってたからそんなお金もないし.


悩んだすえに諦めて街をぶらぶらしてたときに,

ふと目に入ったお店が「LOMO store」


LOMOって知ってるかな.
ロシアで作られた1938年発売の由緒あるフィルムカメラ.
35mm自動露出.




ずっとフィルムカメラに挑戦してみたかったから,
これを機に挑戦することにしてみた.

転んでもただでは起きないひとでいたいもんね.


フィルムカメラって当然だけどデジカメみたいに撮った瞬間に
良い写真かどうかわかんなくて,
毎回フィルム巻かないといけなくて,
太陽光にフィルムさらしたら全部だめになって(やってしまった...笑)
現像代高くて(昔は安かったのに...)
でもなんとなく味があって楽しい.よね.

帰ってきてからフィルムスキャンもできるスキャナー買っちゃった.


↑これ

まだまだビギナーで全然うまく撮れないけど,
フィルムの種類を気にしたりしながら,
少しずつ上達できたらいいな.

自動でシャッタースピードを調整してくれて,
だからこそ少しでも暗いとぶれちゃって難しい...
次からはiso高めのフィルムにしようかなと思う.


というわけで長くなってしまったけど(いつもどおり),
最後にフィルムで撮った写真をいくつか貼って終わりにします.

ほんとはこれ旅行を振り返りながら貼りたいところだけど.












どうかな.

結構かわいいよね.

というわけで今日はこの辺で終わります.

もっとシンプルに記事を書きたいんだけど拡げちゃうんだよね.

なるべくまたすぐ更新するようにします.

あ,最近はあまちゃん見てます.
若かりし頃の春ちゃんが超かわいい.
すっかり有村架純のファンです.笑
半沢直樹も面白かった.

いなかった頃にブームだったものをおさらい中.

ではではおやすみなさい.











10/07/2013

I'm home finally.



こんばんは.

お久しぶりです.


ついについに.... 帰国しました!

1ヶ月のイギリスでの語学留学
さらに1ヶ月のフィンランドでのサマースクール
そして1年のタンペレ工科大学への在籍
最後に4ヶ月かけてのヨーロッパ横断

長かったなー.

最後の方はトラブルだらけで,

カバンは盗まれるわ,パスポートはないわ,飛行機乗り逃したり,
ロストバゲージするわ,全てが悪循環.笑

けど無事に帰国です!


今日免許学校に入校手続きに行って(いまだに車の免許持ってない笑)
ジムに通い始めて,
友達とたくさん飲んで,
日本を満喫してますー!

もちろんもうそろそろ修士設計も始めるよ!笑


あと半年で卒業して,来年からひとまず社会人です.

この1年も変化の1年だったけど,
来年もまた変化の多い1年.

まあまだまだ安定なんて求めてる歳じゃないよね.
安定したい気持ちはあるけど.笑


これから少しずつ4ヶ月の放浪の記録も書いていくつもりです!

余裕ができたら毎日もしくは2日に1回とかで更新していきたいなー.

世界一周してるひとたちにたくさん会って少し感化されました.笑





写真はポルトガルのアンブレラストリート.
夏限定のインスタレーション.
きれいだったなー.



ヨーロッパでほんとにたくさんいいもの見てきたと思う.

アウトプットにご期待を..

まだまだ時差ボケが治らなくて変な時間に眠くなっちゃう.

要するにいまは眠くない.笑

ではではおやすみなさい.





4/19/2013

Internship.



もろっ.


しばらくぶりにフィンランドに帰ってきて
当初の予定では

フィンランドでインターンシップするつもりだったんだけど,


やめました.笑


何個かフォリオとモチベーションレターを送って,
ヘルシンキの若手建築家事務所から面接したいと連絡をもらい,
ヘルシンキに出向いて面接してもらって,
なんとか採用してもらうことになったんだけど,


突然

「あれ,インターンなんでするんだっけ?」


思ってしまったのです.笑


元々日本で就職活動するつもりなくて,
ヨーロッパで働こうかなと思ってたから,
インターンしてそのままその事務所に雇ってもらうのもありだと思ったし,
インターンの経験が役に立つに違いないと思っていたんだけど.


よく考えたら来年から死ぬほど働けるんだったと.笑



というわけで来月からバックパッカーになることにしました.


いましかできないことしようと思って.



ヨーロッパ中の秘境を巡りながら,

時間とお金の許す限りでアジアまで行って,

そのまま日本に帰ろうと思います.

帰国は9月の予定.



あと5月にスーツケース2つ持って荷物を置きに日本へ1回戻ります.



まずは中欧を旅行して,6月の2週目に友達とアイスランドへ.
ノルウェーに行ってフィヨルドも見たい.

そのあとは本格的にヨーロッパを旅して,
オランダ,ベルギーからフランス,スイス,
スペイン,ポルトガルと西まで旅をして,

ジブラルタル海峡を渡ってモロッコへ.
行けそうだったらスペインからアルジェリアも行きたい.

友達に教えてもらったのだけど,
建築家でアルジェリアが自分の原点だって言うひとがたくさんいるんだとか.
土壁で作られた有機的な形状の住宅群はすごく面白そう.
(治安は絶対良くない...)
モロッコからはなぜか行けないみたいなのでスペインに戻ってからまた船かな.

ヨーロッパを旅したら,徐々にアジアへ向けて
イタリア?,クロアチア,ギリシャとアドリア海沿いの美しい街を見ながら,
トルコ,ヨルダンの死海,エジプトのサハラ砂漠.


パリのオペラ座でオペラも観たいし,名のあるシアターホールとかには
ちゃんとチケットを予約して観劇してみたい.

絶対疲れるから南フランス,エジプトでバカンス的な過ごし方もしたい.


ギリシャの真っ白な街,モロッコの真っ青な街,トルコのカッパドキア,
ウクライナの緑のトンネル,イタリアの青の洞窟,アイスランドの鍾乳洞,
ノルウェーのフィヨルド,ギリシャの崖の上の教会,
ジブラルタル海峡にアドリア海.


あー妄想するだけでわくわくする.


楽しみだけど,旅行って疲れるから,大変そうだなという不安もあるけど.


でも余りあって,ヨーロッパの素晴らしい景色をたくさん見れるのが楽しみ.


ヘタに働き方を学ぶよりも,
良い空間をたくさん体験して
自分の空間リテラシーを鍛え抜きたい.


blogを毎日更新するのは不可能に近いけど,

情報を省略しつつ短くても毎日日記のようなものをつけれたらいいな.


とりあえずこの記事はこのへんで.

ただの妄想日記で失礼しました.笑

もいもい.





3/31/2013

Northern light @Rovaniemi.



もいっ.

前回旅行期書きますって言って,
それから割と書いたんだけど,
旅行記ってなかなか書くのにエネルギーが..笑

いまフィンランドの北部,ラップランド地方にあるロバニエミという町にいます.
目的はオーロラウォッチングをしつつ,
のんびりとホテルで過ごそうというものです.

めっちゃまったりしております.笑



寝台特急で快適に夜を過ごしつつ.

フィンランドの寝台特急はスウェーデンのそれよりも快適.
WiFi使えるし,レストラン車?もある.


で,朝10時すぎにロバニエミへ.


どこが町の中心なんだーと戸惑いながら町を歩く.
駅が町の中心にないんだよね..
あのアアルトさんがタウンプランニングをしているのだけど,
なかなかわかりづらかったです笑


ちなみにそのタウンプランニングに関して少しだけ.
(都市計画と言いたいのだけど,なんか都市と言うのに語弊がありそうな町.)


実はこのロバニエミ,アアルトさんの遊び心で,
トナカイの形がプラン上に埋め込まれているのです.笑


わかりづらっ笑

そしてこのプラン,町のひとからは不評を買うこともあるとか.笑
行き止まりが多いやら,道順がひとに説明しづらいやら.

まあまあなんともおちゃめな町なわけです.笑



というわけで写真をぺいっ

ロバニエミにはいくつかアアルトさんの建築があります.

まずはArktikumという博物館.
ガラスルーフのアトリウム空間が良かったです.




博物館自体はラップランド,サーミの歴史に関するもの.
まあまあおもしろかった.

隣にあったPILKEというこれも博物館?木に関する展示やら体験やらができる施設.
2011年にできたばかりの建築で,フィンランド最大級の木造建築.
これもなかなか魅力的でした.


それからホテルまで駅から1時間強歩いて笑,
まったりと午後を過ごすなど.


オーロラウォッチングは予報が微妙だったので明日からかなーなんて
超まったりモードだったのだけど友達(の友達)が訪れてきて
じゃあ見に行くかと屋上へ.

(いやこんな近くで見れるなら行けよという話だけれども)




知らなかったんだけどこのホテルはオーロラウォッチングで割と有名な場所で
ホテルの屋上はロバニエミの中で一番メジャーなスポットなのだとか.
ただ一番安いから予約しただけなんだけどね.

あ,ちなみにホテルは


というところ.
booking.comで予約しました.




そしていきなり!見れてしまいました.
オーロラ!!






その後2日目も3日目も見れたのです.
写真はごちゃまぜになっちゃったからどれがいつだかわかんないや.


写真に撮るとすごいきれいー


実際に見えるオーロラは,薄らとしていて,緑というよりは白って感じ.

大きなオーロラのアクティビティが見れると,揺らめいてるのも見える.

薄ら見えててあれオーロラかな?なんて思ったときは写真判定をするんです.笑



オーロラ見るために日本に帰国中に三脚を買ってきました.
ちなみにカメラの大まかな設定は,

ISO400
シャッタースピード30秒
F2.8
レンズは17mm単焦点パンケーキ,カメラはおなじみのOLYMPUS PEN E-P1です.

もちろんシャッタースピードとかは変えたりしたけど.
集合写真をシャッタースピード15秒で撮って,
15秒動かないなんてのもやったり.
パンケーキもコンパクトでいいんだけど広角のもっと良いレンズがほしい.




良く見るオーロラの写真はものすごいきれいだけど,
たぶんあんなにきれいにオーロラが見れるなんて,
めっっったにないんだろうなー.

でももっと緑に見えたりすることはあるみたい.
自分たちが来る前日はもっと良く見えたんだって.残念.



日本人が結構いて,
彼らはモイモイ号とかいうバスツアーでもっと暗い森の中へ行って
オーロラを見るらしい.
機会があれば乗ってみたいかも.

ただこっちに来て思ったのは,
オーロラはちゃんと周期とか予報とかを調べてから見に来ると
結構見れるということ.


個人的には諸悪の根源は観光会社にある気がするなー.
ある程度情報を隠さないと,
観光客が来てくれないとかいう理由で,
見れないってわかってても連れてったりしてそう.

http://www.softservenews.com/Aurora.htm

http://www.gi.alaska.edu/AuroraForecast/NorthPolar/

とりあえず自分が使ってたオーロラ予報サイトを2つ.

これで10分ずつくらいの情報が見れたりして,
一応それを参考に屋上に行ってました.

もちろん外れることもたくさんあるけどね.



もともと2人でロバニエミに来たんだけど,
こっちで結構たくさんの日本人の留学生たちに会ってにぎやかに,
かつもちろんまったりとバカンス気分を味わいました.



最後の夕食はホテルのレストランで.
ホテルのレストランは(割と高級なのだけど)フィンランドBEST50に入る
とても良いレストランなのです.

ラップランドに来たら絶対食べたいと思ってたトナカイ肉を注文.

トナカイはビーフに近い味なのだけど,
肉の密度が全然高くて,食感はポークに近い感じ.
膝関節の肉はすごいコリコリしてて,
とってもおいしかったです.

おいしくないのかと思ってたよ.ごめんねトナカイくん.



いまはイースター休暇期間で,
ロバニエミには市庁舎,図書館,ホールと
3つまとめてアアルトの建築があるんだけど入れず(´・ω・`)

あとあの有名なサンタクロース村もあります.
ロバニエミからバスで30分くらいだって.

一緒に来た子がめんどくさがって行きたがらないので,
また次に機会にしよっと.

それからそれからホテルの真横にスキー場があるので,
スキーもスノボもできます.
レンタルもホテルでできるらしい.


のんびり,まったり過ごすにはとても良いホテル.
涼しい場所でバカンスを過ごしたいひとにはおすすめです.




最後の方全然写真なくて文章ばっかり.
読みづらかったらごめんなさい.
北欧旅行に関してはしばしお待ちを(^q^)笑



ではではまたすぐに.








12/25/2012

Return / Istanbul.




こんにちは.

(めりくり.)


いつも国によって変わるあいさつが今日は日本.

21日に一時帰国しました.

らーめんー!

といいつつまだ一回しか食べてないらーめん.
しかも家系じゃない... あとで家系らーめん食べに行こうかな.
クリスマスだけど.笑



時差ボケに苦しみつつも(朝8時になると眠くなる...)
のんびりと過ごしています.


フィンランドから日本へはTurkish Airlineというトルコの航空会社で帰ってきました.
すごく安かったから.

19日,ドイツ人の女の子と一緒に空港へ.
その子は前期だけで留学が終わってしまったんだけど,
12月は毎日毎日誰かにバイバイしないといけなくてほんと寂しかったなー.



そして飛行機に乗ってイスタンブールへ.
いままで幾度となく飛行機でトラブってた自分はいつも空港に行くとドキドキする.

そしてやっぱりここでも...



スーツケースが出てこない!

なんでー... ってなりながら聞いてみるとただ「待ってろ」と.
1時間以上待っても出てこない.

いろいろ聞いてるのに今度は「No English」とか言いだす.

おいおいここ空港だぞ..



結局その日は諦めホテルへ.

待ってたせいで終電逃してタクシー.めっちゃ高い( ´⊿`)


次の日もスーツケースのことが気になるし,
着替えないし...泣

で2時間程度ぶらぶらしてすごく早かったけど空港へ行きました.






斜面地帯の町並みがすきだった.
海も見えた.



なんとなくカオティックなヨーロッパみたいな街.



マーケットがすごくにぎわっててよかった.
ほしいものはなかったけど..
バザールというらしい.



アヤソフィア.



あんまり良い写真がなかった.
たまたま迷い込んだゴールの見えないバザール.
超広くてほんと全体像が見えない.



と2時間程度しか歩かなかったのでこんな感じ.
ブルーモスクもなぜか閉じてて入れず.
1時間後にはまた開くって言ってたんだけど.


そして愛しのスーツケース.

結論を言うと,ヘルシンキから成田へ直接送られてました.笑

チェックインのとき荷物は成田だよって言ってくれたらよかったのにいいい!

てか着替えとか手荷物に入れないといけないんだね.

また来月利用することになるのでちゃんと確認しよ.



あーほんと時差ボケがひどい.

いま6時.超眠い...

そしてまた深夜2時に起きるという繰り返し.


今日こそはちゃんと夜まで起きて,朝起きる.


あ,そういえばhousing designでやったコンペ.

3位穫ってしまいました.えへへ.


作品blogに載せると絵を1枚1枚説明しなきゃいけないから大変そうだなー.

来月に正式に発表されて,授賞式にも行ってきます.

なんだかプレゼンもするみたいでどきどき...

サイトにうpされたらきっとリンク貼りますー.



ではでは!





12/09/2012

Turku of weekend.




もろやん.


ついにurban designのプレゼンも無事に終わって
あと残すところテスト1つとレポート1つ.

あれ..?結構重いな...


昨日はトゥルク?Turkuというフィンランドの街へみんなで
日帰り旅行してきました.

車3台で建築を見に行くツアー.


朝7時半に集合.

それもフィンランドの日の短さを有効活用するためです.笑

10時くらいに明るくなって,4時くらいに暗くなるからね.

昼間と呼ばれる時間は1日の1/4くらいしかないのかー.


Turkuはタンペレから車で2時間強.

雪道じゃなければもっと早そう.



最初の目的地はこれ.

建築学生には有名なパイミオのサナトリウム.


Paimio sanatorium / Alvar Aalto / 1933


元々はサナトリウムとして建てられたこの建物も,
戦争病院として使われたりと用途が変更されているとか.
いまも40床の病院として使われている.

あんまり病院建築に詳しくないけど40床でこの建物ってなんかすごい.

Turku universityの大学病院のひとつとして使われてるって言ってたような.

友達がガイドを予約してくれて(1人8€)1時間半くらいガイドしてもらいながら
内部を見学させてもらいました.

アアルトの建築をこんなに堪能できることはあんまりなさそうだし
貴重な体験.


食堂.
至る所に置いてあるイスは全部アアルトのデザイン.照明も.


病室前の廊下.
普通病院って中廊下で両側に病室が配置されるんだけど,
アアルトは廊下への自然採光の大切さを説いて片廊下にしたらしい.

ちなみにこの建築はコンペで選ばれたもの.

廊下は各階で別の色に塗られている.



礼拝室.

大きなガラス窓が印象的.
これ1枚ガラスなんだぜい.
どんだけお金あったんだろうと思ってしまう.
しかももちろんペアガラスだよ!



そして病室.

ベッドの間にカーテンとかないのだろうか..
電気付けてないし薄暗い..

病院って結構色が重要なんだなと話を聞いてて実感した.
意匠的な色もそうだけど,計画的な色.

例えば病人はいっつも天井を見てるから,天井は落ち着く色がいいとか.
廊下の色が違うのは自分の病室がどこにあるか患者さんにわかりやすくするとか.

アアルトが病気で入院したときにそんなことを考えていたらしい.経験談.



手摺が秀逸.

前に書いたようにスカルパ建築に魅せられてから古い建築の楽しみ方がわかってきた.
何年か前にこの建築を見にきてたら良さを理解できてなかったかもしれないなー.

至る所にアアルトの工夫が見られて楽しかった.
最近はシンプルイズベスト的な考え方があって,もちろんお金の問題もあって,
こんなに細部までお金をかけた建築は見られないだろうな.




次の目的地は教会だったんだけど,結婚式やってて見れず...
絶対かっこいい教会だったんだけど残念...




気を取り直してもうひとつの教会へ.


The St. Henry's Ecumenical Art Chapel / Sanaksenaho Architects Itd. / 2005

これ最近よく建築のサイトで写真見る.

アイコニックでかっこいい建築.




ヘルシンキに拠点を置く建築事務所が建てたらしい.

勘違いしてたんだけどbronzeは青銅で,copperが銅なんだね.
友達と外装の話をしていて,copper?ん?bronzeじゃないの?ってなった.笑

シンプルなアーチ上の空間と,両端にあるガラスの開口部が
効果的に空間を演出してる良い建築でした.



と,この辺でもう夜になってきて写真撮ってない.笑
クリスマスマーケットに行って,カテドラルを見て,あとハンバーガー食べて,
5時半とかには真っ暗で,帰りますかって感じでした.


クリスマスツリーとTurku Cathedral.


街自体の雰囲気はタンペレと似ているけど,
Turkuのが歴史の長い街で,面白かったような気がする.

タンペレはもともと工業都市だから..


今度はユバスキュラのアアルトミュージアムに行きたい.




そういえば画像が1GBを超えちゃったらしくて小さいサイズでしか
アップできなくなった.
なんかbloger思ったより使い勝手悪くて,自分でサイト作って移設したい..



そして日本帰国まであと10日ー
らーめんーー!


ではまたすぐ書けることを願って.


もいもい.


11/12/2012

Stockholm by loveboat.



へい!

スウェーデンはへいでいいらしい.
わかりやすい.



もう結構時間経ったけど,11月1-3日でスウェーデン,ストックホルムに行ってきました.

どんだけ旅行してるんだと自分でも思ったけど,

これは結構前にお金払ってたし,

どっちかというと旅行という感じではない..



学生1600人?が一隻の船に乗って,

一晩中パーティーをしながらヘルシンキからストックホルムへ行くという

通称「LoveBoat」というイベントです.



なんか企業がスポンサーになってるみたいだったし

割と大きなイベントみたい.



初日の割と豪華なビュッフェとか込みで€90だったしすごい安い気がする.

タンペレからヘルシンキまでもバスで連れて行ってくれた.
(もちろん帰りも.



パーティーの様子とかは写真がないのと,

この前日にコンペの提出があって...

初日はすこぶる体調が悪かったので
(ほぼ2徹明け...

夜の10時すぎとかに寝てしまいました笑
起きたらもうストックホルムに着く寸前.


9時くらいに到着して,

17時の出航まで自由時間.

建築の友達とそのまた友達たちとぶらぶら歩き回ってきました.



前日まで忙しかったせいで何も下調べしてなかったのが心残り...

ほんとはアスプルンドの図書館くらい見たかったんだけど

場所もわからなかったので行けず...


でもストックホルムすごく魅力的な街だったので

また絶対行きたい.

他にも見たい建築たくさんあるし!





ストックホルムも街の中の緑がきれいだったなーという印象.




明らかに写真待ちしてるイケメン自転車.




衛兵交代.


教会.



広場.

10階建てくらいのマンションとかはフィンランドとすごく似てたけど

こういう建物は全然違ってた.

ヴェネチアのブラーノとはまた違ったカラフルさ.

秋色!





すごい魅力的な街路空間でした.




そしてストックホルムも港町.

海!



国旗がうまく風でなびいた瞬間をぱしゃり.


てな感じで公共交通を使わずに

ひたすら歩き続けてきた笑

いつの間にか夕方.





「あなた」


「呼んだかい」


「好きよ」


「僕もだ」







帰りのパーティーはちゃんと起きてたんだけど

みんなが逆に疲労困憊で

つぶれまくってて

ひたすら介抱してるうちに

酔えなくなってしまいました(´・ω・`)


ひとりでカジノ行ってブラックジャックとかしてた.

初カジノ!

もちろん勝ってきた(^p^)笑


負ける気がしなかったのに酔っぱらった奴らが

テーブルに飲み物をこぼして終了.

残念.




当分旅行する予定はないけど

どうにかスウェーデン,デンマーク,ノルウェー廻りたいなー!

あとロシアも行ってみたい.



さて,ちゃんとプレゼン準備とコンペ進めなきゃ!


もいもい!





10/26/2012

Venice of examination week 4.




ぼんじょるの!


ついにイタリア最終日!
今日はいろいろなところ行きますよー!

朝多少寝坊して,9時にホステルを出発.

すでにもう計画通りの時間じゃないし,どうしようかなーと考える.
とりあえずカフェでカプチーノとホットサンドを食べる.
カプチーノも5杯どころじゃないな.
毎日2,3杯飲んでる気がする.

少なくとも昨日は3杯.今日も3杯.笑


そしてまずは鐘楼に登ることに.
ヴェネチアにもあります.鐘楼.
サンマルコ広場に.
(サンマルコ広場と宮殿がいちばん有名な場所らしい.最終日笑)

景色きれいだったなー.
朝日で影がちょっと強いけどぺいっ.






屋根の森って感じ.

ヴェローナよりは屋根のサイズが小さくて細々してる気がする.
その中にどんって大きな教会がぽつぽつ立ってる感じ.

密度が高すぎて上からは小さい河川は全く見えないことにびっくり.
ヴェネチア感が出るのはこの角度かなー.



そしてサンマルコ宮殿へ.

この宮殿はほんとにお金かかってそうだなーと思った.
普通こういう大きな建築は労力がかかってそうだなーって思うんだけど
大理石だし,タイルの模様全然違うし,高級感がすごい.

タイルの模様がすごく面白くてパターンをスケッチしてきた.

(写真撮影禁止なので写真ない)




そして再びスカルパ巡り.

Negozio Oliveti

サンマルコ広場の一角にある,これもまたリノベーションされた小さなギャラリー.



このスカルパの至る所に鏤められた工夫とデザインがすごい.

階段のデザインが大好き.

建築学生はタダで入れます.
ただ学生証に学部書いてないからケルン大聖堂のスケッチ見せて,
建築やってるんだけどって言ったらタダにしてくれた.
写真撮りたいひとは+€3.

この建築を見て思ったんだけど,
スカルパ絶対に日本から影響を受けてるよね.
日本にあっても全く違和感のない空間.
洗練された素材そのものを活かした美しさ.

勝手な予想だけど,他のスカルパの建築とは少し違ってた気がする.
けどやっぱり空間構成がすごくうまくてお気に入り建築の仲間入りかも.










そしてもうひとつQuerini Stamparia

これもスカルパのデザイン.
いまビエンナーレの企画で,上階ではアルヴァロ・シザのドローイング展も.
ドローイング展は笑いそうになった.
(たぶん)ブラジルで寝た女性のドローイングとか,
建築とは関係ない,
シザに影響を与えた?ことを書いたドローイングでした.


スカルパのデザインはやっぱり秀逸.

この階段.

潮の満ち引きを考慮したデザイン.


もうすでにスカルパに魅了された自分は,すごいなーかっこいいなーと
絶賛しながら写真パシャパシャ.

スカルパの魅力と建築の強さを改めて,ひしひしを感じた2日間になりました.










そしてなんだかんだ初めて昼間に来たリアルト橋.



街中で突然であったアカペラグループ.
こうやって突然街中にコミュニティが生まれちゃうところが
イタリアのいいところだなー.
他のヨーロッパの国々もそういうところあるよね.



ミュージアムショップでスカルパの本を見てたらもうひとつ発見.

ヴェネチア建築大学

行きたい

なんて思いながら場所を教えてもらって見に行ってみる.
(基本的にひとに話しかけるのが苦手なんだけど,この旅で克服されつつあるかも.
留学してるくせに,コミュニケーションとることをめんどくさがってしまうことが多くて笑,どうにか留学中に克服したい.)




どうやら設計したのはゲート部分だけみたいだけど,やっぱりかっこよかったです.
(他に表現するボキャブラリーがない.笑)

扉の納まりとか細かいところまで練られたデザインでした.



やっぱりこの大学は英語のコースはなさそうだった
イタリア語かー..
どうにかヴェネチアに住む方法がないか考えてる.笑

中古でモーターなしでいいからボート買って,
ボロいアパートを自分で改修したりして住んだら
最高に楽しいだろうなー.

無人島にコテージを設計して,運営しながら生活するなんてのもいいな.

こんなのんびりした国に住んでたら,ほんとのんびりした人間になるだろうなー.



- - - -


さて時間は徐々に夕方に.

もうひとつだけ美術館を見て,
たまたま発見したビエンナーレの展示見たりしながらホステルへ.


荷物勝手に置いておいたら€5請求されるなど.
ほんとびっくりしたけど,こっちのホステルは詐欺レベルにお金を加算してくる笑

シティタックスはまあしょうがないとして,
ベッドカバー€5,荷物預かり€5とか当たり前なのかな?
ベッドカバー持ってるやつなんているの?笑




というわけで最後のバポレットを堪能しながら,
カナルグランデをゆっくりと進んで,バスポートへ.

TLが現在に追いついて,いま空港のロビーに至る.
チェックインも無事に終わった.
Ryannairにも徐々に慣れてきたかも.
てか今日は荷物の重さチェックすらなかった.


今日はドイツのHahn空港に戻って,空港の目の前で1泊.
明日のお昼にはタンペレに戻りますー!
久しぶりだーー!

これから怒濤の設計ラッシュに入らねば
レポートやらやることが溜まりすぎてる予感….
現実逃避したい…..



近日中に旅のエピローグを書きたいな.



では.最後にちゃおっ.



ついでにぽちってしてね↓


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