4/19/2013

Internship.



もろっ.


しばらくぶりにフィンランドに帰ってきて
当初の予定では

フィンランドでインターンシップするつもりだったんだけど,


やめました.笑


何個かフォリオとモチベーションレターを送って,
ヘルシンキの若手建築家事務所から面接したいと連絡をもらい,
ヘルシンキに出向いて面接してもらって,
なんとか採用してもらうことになったんだけど,


突然

「あれ,インターンなんでするんだっけ?」


思ってしまったのです.笑


元々日本で就職活動するつもりなくて,
ヨーロッパで働こうかなと思ってたから,
インターンしてそのままその事務所に雇ってもらうのもありだと思ったし,
インターンの経験が役に立つに違いないと思っていたんだけど.


よく考えたら来年から死ぬほど働けるんだったと.笑



というわけで来月からバックパッカーになることにしました.


いましかできないことしようと思って.



ヨーロッパ中の秘境を巡りながら,

時間とお金の許す限りでアジアまで行って,

そのまま日本に帰ろうと思います.

帰国は9月の予定.



あと5月にスーツケース2つ持って荷物を置きに日本へ1回戻ります.



まずは中欧を旅行して,6月の2週目に友達とアイスランドへ.
ノルウェーに行ってフィヨルドも見たい.

そのあとは本格的にヨーロッパを旅して,
オランダ,ベルギーからフランス,スイス,
スペイン,ポルトガルと西まで旅をして,

ジブラルタル海峡を渡ってモロッコへ.
行けそうだったらスペインからアルジェリアも行きたい.

友達に教えてもらったのだけど,
建築家でアルジェリアが自分の原点だって言うひとがたくさんいるんだとか.
土壁で作られた有機的な形状の住宅群はすごく面白そう.
(治安は絶対良くない...)
モロッコからはなぜか行けないみたいなのでスペインに戻ってからまた船かな.

ヨーロッパを旅したら,徐々にアジアへ向けて
イタリア?,クロアチア,ギリシャとアドリア海沿いの美しい街を見ながら,
トルコ,ヨルダンの死海,エジプトのサハラ砂漠.


パリのオペラ座でオペラも観たいし,名のあるシアターホールとかには
ちゃんとチケットを予約して観劇してみたい.

絶対疲れるから南フランス,エジプトでバカンス的な過ごし方もしたい.


ギリシャの真っ白な街,モロッコの真っ青な街,トルコのカッパドキア,
ウクライナの緑のトンネル,イタリアの青の洞窟,アイスランドの鍾乳洞,
ノルウェーのフィヨルド,ギリシャの崖の上の教会,
ジブラルタル海峡にアドリア海.


あー妄想するだけでわくわくする.


楽しみだけど,旅行って疲れるから,大変そうだなという不安もあるけど.


でも余りあって,ヨーロッパの素晴らしい景色をたくさん見れるのが楽しみ.


ヘタに働き方を学ぶよりも,
良い空間をたくさん体験して
自分の空間リテラシーを鍛え抜きたい.


blogを毎日更新するのは不可能に近いけど,

情報を省略しつつ短くても毎日日記のようなものをつけれたらいいな.


とりあえずこの記事はこのへんで.

ただの妄想日記で失礼しました.笑

もいもい.





4/18/2013

Portfolio 2012.



もいっ.


- - - - -

うーーーblogの記事書き終わったーと思ったところで消してしまった(´・ω・`)
激萎え..

さっき書いたのより大分大雑把になると思うけどお許しください.笑

- - - - -


とりあえず前々から公開しますって言ってたフォリオを,
やっとうpしたので公開します.




参考にしてみてください.では.

と終えたいくらいの萎えっぷり.笑

でももう少しくらいは書きます.笑


留学の出願に使ったフォリオと基本は同じで,
それにフィンランドでやったHousing Design課題と,
大東建託のコンペを追加した感じ.

レイアウトとかはほぼ一緒です.



サイズに関して.

サイズは420mm*260mmという少し変則的なものにしました.

個人的にA3とかA2とかいうあのA規格のサイズがあまりすきじゃなくて,
あのボテッとしたサイズが人の焦点をぼかしてしまうと思うのです.

で少し細くしようと思って,A3の横幅を残して,縦を少し短くすることで,
一応黄金比に近いサイズに.

それを横に長くなるように2枚並べたページレイアウトにすると,
見るひとは素直に左から右へと視線を送ればいいし,
レイアウトもしやすくなるなーと.


ちなみにA3がベースなのは,
留学用のフォリオは基本最大A3であることが多い,
A2サイズフォリオの機動力の悪さがすきじゃないという理由です.

一眼レフじゃなくてマイクロ一眼にしたのもしかり,
重いものを持って歩くのが嫌いなのです...


あとあと就活で使ったのもこのフォリオ.

就活してるひとからしたら「これでもいいんだ」という感じかもしれないけど
まあなんとかなりました.

このフォリオで嫌われた企業もある気もするけど..

基本A2のフォリオと同じサイズで絵とか載せれてるし.
図面は少し小さくなっちゃうけど,
1ページ1コンテンツというわかりやすさがすきです.
説明もしやすいよね.



ほんとは印刷して製本するために作ったのであまりwebでは公開したくない
というのが本心だけどまあ参考にしてみてくださいな.


製本したフォリオはひいき目なしで5割増しだと思う..
見せれないのが残念です.笑

紙質とか製本の仕方とかすごいがんばって考えたんだー.


厚紙で作ったバインダーに布を貼った.

去年作ったときは紙を貼ったんだけど,
やっぱり紙って伸縮性ないし,すぐ破れたり折れたりしちゃって..

今年はどうしようかなーと悩んでて,
知り合いにたまたま相談してみたら,

「カルトラージュ」

という紙の箱に布を貼る方法を教えてもらえて,
その方法を応用して作りました.

その先輩にはすごく感謝してます...
被服を勉強してるひとってすごい.


表紙には糸でタイトルを刺繍したり.
バインダー作るよりこっちのが大変だったよ...



紙はマーメイド.
たくさんマーメイドにも色があるけど,
オフホワイト?かな.
白よりも白いやつ.

20種類くらい試し印刷してみて,結局マーメイドがコスト的にも
両面印刷もできるし無難だった.



とまあこんな感じです.

これからは1年毎に
マイイヤーブックのような感じで
1冊ずつフォリオをつくっていくつもり.

何年分も編集しようとするから大変なんだよね.

過去の作品は過去のままで,

毎年新しい作品集を作って製本していきたいなー.


今日はもう萎えたので北欧旅行に関しては今度こそ明日から...笑


もいもいっ.













4/15/2013

Stockholm again.



へい.

ストックホルムなうです.

もう寒すぎて寒すぎて..

体が冷えきっちゃって,外出るとすぐに凍えてしまうので.
寝台特急に乗るまでもう外に出ないと決めました.

ちゃんと防寒着持ってくればよかった...


日本を出発する前にヘルシンキにある事務所にインターンシップの出願をして
でもそんなすぐに働けるわけないわとも思って
とりあえず旅行でもしようかと思ったのがきっかけでした.


Norwegian航空でヘルシンキからストックホルムへ.

チケットはストックホルムまでが104€,コペンハーゲンからヘルシンキが75€とかでした.
1時間しか乗らないストックホルム行きの方が高いという...

時差1時間,飛行機が1時間なので乗った時間と着く時間が一緒.

ワープしたみたい感じ.


ストックホルム近郊の空港に着いて,市街地へ出るバスに乗る.

飛行機が着いたのが7時.

ストックホルム中央駅に着いたのが8時.


とりあえず夜なので観光とかする気はなかったけど,

1カ所だけ9時までやっている場所を知っていた.


「ストックホルム市立図書館」


友達が昔ドローイング課題でやってたのを見て知って,

いつか行ってみたいと思ってた図書館.

あの頃は遠くて行ける気がしなかったのに,
いつの間にか思い立った3日後には着けるようになったなんて.
自分もグローバルになったなーとしみじみ.


1時間しかなくて不安だったけど,
実は駅から超近いのです.

前にストックホルムに来た時は全然下調べしてこなかったから行けなかったけど
地下鉄で2駅.

(という訳で旧市街の写真とかは昔の記事へ:)

ちなみにストックホルムは地下鉄高いんだよね...
1回大体600円くらい笑

ストックホルムに来た際はトラベルカードがおすすめ.

24h: 115SEK
72h: 230SEK
7days: 300SEK

ちなみに今日の1SEK(スウェーデンクローネ)は約14.5円ね.


それから美術館とか結構回るひとはストックホルムカードがおすすめ.
これでトラベルカードも兼ねてる.

24h: 425SEK
48h: 550SEK
72h: 650SEK
120h: 895SEK

どっちも地下鉄バストラム乗り放題.

自分はトラベルカードにしたんだけど,結果的に損してしまった.
美術館2つ,市庁舎,スカンセン,どこも100SEKとかするんだよーー
スウェーデン恐ろしい....

日本で美術館に1500円近く取られたらさすがに入るか悩むよね.


と話は戻って,図書館へ.

地下鉄の駅から出て少し歩いたところで「あ!あの外観!」って気付いた.

スウェーデンの巨匠グンナー・アスプルンドが設計したこの図書館は
円形の図書室が正方形?のボリュームに突き刺さってるような構成.
四角形部分に子供ライブラリー,カフェ,他にも図書室が入っている.

エントランスから階段を登るとあの何度も見た図書室が見える.
階段登ってるときもう鳥肌が立ちました.




こんなに前から知っていた建築を見に来たのはきっと初めて.
大体旅行する前に調べて知ることが多いから.

円形の図書室は思ったよりフレンドリーなスケールでした.
360°本棚に囲まれた空間は文字通り本の為の空間といった感じ.

3段になっているんだけど1段は2mくらいしかない.
本棚の1番上の段も楽々届くようなスケールなのです.







自分が設計するとき,卒業設計も図書館だったし,本棚の1段の高さをどうしよう
って悩むんだけどこうやって低めにした方が本の密度感は見せれるんだなーと
勉強になりました.
手で測った感じ1段25cmくらい.

北欧ならではのカラフルな装丁がこの豊かさを産むんだろうなー
逆に各国にこの図書館が建ったのを想像してみても楽しい.
日本はきっと地味.笑



いいなーこんな図書館がある街に住みたいなーと
思いながら閉館ギリギリまでのんびりしてみる.

閉館15分前には大きな,何て言うんだろう,鐘というかシンバルというか,
たぶん鐘を持ったおばちゃんが,ごーん,ごーんって
鳴らしながら歩いてました.

蛍の光を鳴らしちゃう日本とはまた違うなーと.
残ってるひとに直接スタッフが終わりだよーって語りかけてる感じがすきでした.
閉館前に行ってよかったな.


いままで行った図書館の中ではもちろん1番よかったし,
いままで見た建築の中でも上位に入る豊かさ.


建築を知らないひとでも行った方がいいよってオススメしたい.

ただあんまり有名になりすぎて,観光客でにぎわっちゃうとかはやだな.



次の日朝一でもう一度見に行ったのでした.
てかもう一度いまから行こうかな..


うん.行こうっと.


2日目までまとめちゃおうかなと思ってたんだけど,
やっぱり長くなってしまったのでここで終わります.

ではでは.


- - - - -


気付いたら旅行してから2週間以上たってるけど,
やっと壊れたHDDのデータを移したりし終わって,
写真の加工とかもできたので公開します.

残りの旅行もなんとか思い出しながら書きます..